前回の続きということで、自分の担当したエンドロールの動画部分について色々と
備忘録的に書き残しておこうと思います。
この記事を見に来る方は十中八九すでに流尻群を見ているので良いかとは思いますが、
ネタバレしかないので未見の方は心得ていただければと思います。
●動画全体のコンセプト
動画を作ろうと決めた時点で固まっていた方向性は次の2つ。
①エンドロールまでは静止画/4:3だったのが、動画/16:9に変わる
②「原西です」の音声部分までギャグ大全動画素材を使わず、真ん中のお尻から
モノマネ紅白のご本人登場のように原西が登場する
この2点はボンヤリとですが考えていました。
tmboxへの投稿者の方々へ静止画を募集した際、4:3を指定したのは①のため。
とはいえ、先の2点以外はしっかりと考えておらず頭をひねり出したのは
今年に入ってからになります。
実際に手を動かし始めてから決めたのが以下の3点。
①導入までは生クリームさんが作られた音MLEの動画を参考にする
②メドレーの最後のパート自体をスタッフロールにする
③それまでのパートの静止画中に登場したモチーフがゴチャ混ぜで再登場する
①は皆さんも記憶に新しいであろう(?)↓の動画ですね。
MLEでこの動画を見た時は感動を覚えたと同時に「最低でもこのレベルが
要求されてしまう…!」というプレッシャーを勝手に感じていました。
振り付けの大部分を参考にしています。
またお尻が三つ登場するシーンは、連打らさんがエンドロールの音声を徐々に
フィルターが上がっていくようにミックスされていたので、聞いた時に思い浮かべた
「幕が上がるイメージ」を反映させました。
②については、流尻群に限らずそのうちどこかでやってみたいと思っていたことです。
具体的にはこの動画のEDから刺激を受けています。次々と演出が切り替わっていくのは
まさにそのもの、という感じですが…
もう7年前なんですね…
③の素材シャッフルはこの動画からかなり刺激を受けています。
具体的にどうごちゃ混ぜにしたかについて後述するとして、
「動画の最後に向けて、それまでのパートで前フリをする」構成については
BB合作のノリへの憧れも多分に含まれてます。
無秩序に配置されたはずのものたちが、最後に混然一体となる気持ちよさを
再現してみたかったのですが…難しいですね。
ここからは個別の映像について書いていきます。
分量に差があるけど許してね。
●陰陽師パート
Q:原西孝之って誰だよ
A:これは完全に誤字ですね…本当に原西孝幸さんごめん。
しかもよく見たら後ろのお尻2つとの前後関係もおかしい。ごめん。
ここはコメントでもあったように、男女パートにあったクイズの伏線回収です。
原西さんは一人しかいない、でも尻の妖精たちは無数に存在する、というスタンスで
広げる世界観を設定したので(エンドロールに関してはですが)、原西さんは一人だけです。
●生クリームさん
ここは元からPV再現で行く予定でした。
後ろにうっすら見えているのはお嫁パートで使った背景画像。
なんとなく寂しいなと思ったので合成していますが特に意味はありません。
●masさん、あつんどsonさん
ここは、あつんどsonさんのアイコン画像が誰なのかを調べる作業から始まりました。
名前を検索して出てくる画像が同氏のアイコンとかなり違うので、本当に
合ってるか途中心配になったのですが…大丈夫ですよね?
背景は夜のカフェのイメージ。どうせ数秒しか映らないし遠近の違和感は拘らなくて
いいだろうという感覚で作っています。
作者・パート名の文字はドラマのスタッフロールのような雰囲気にしたかったのですが
凝りきれませんでした。
●コツ連打らさん、竹塔さん、Ostrich
ここは見ての通り動物・ジャングルがテーマに設定されています。
(アンリ・ルソーとか田中一村とかから引っ張って来てます)
そのため、このパートへの導入は双眼鏡から視点が広がるように
画面切り替えしました。
括りとしては、tmboxに流尻群のパーツを上げた初期の人たちといった感じです。
あと結果的にそうなった、という理屈ですが特に音声の提出が多かった人。
奇しくもオランウータン、ダチョウ(と竹)と生き物つながりでもあったので、
ジャングルでいいかーという流れに。
竹塔さんの画像は「富貴竹」とよばれる中国における門松のようなもの。
たらればばっかりで申し訳なくなってくるんですが、本当はもっと
人形劇みたいな感じで動かしたかったんですよね。
2010男尻のハイジパートを思い浮かべた方もいらしたかもしれませんが、
どちらかと言うと↑のバトルドームMADのイメージが前提にあります。
けものフレンズ風のロゴは1時さんに作っていただきました。
無茶振りに応えていただいて本当にありがとうございました。
●感想さん
ジャングルから打って変わって、夜のネオン街をイメージしてます。
当初はサイバーパンクな感じにしたかったのですが、迷走してこんな感じに。
感想さんの担当パート表記がエセ中国語になっているのはそのせいですね…
にこ・ことりの衣装も雰囲気に合わせて選択。
・「よい子はお尻で遊ばない」
→ 某氏が昔twitterに上げていた画像を拝借。
検索しても一切情報が出てこないんですが、この看板本当に存在するんでしょうか?
・にこ、ことり
→ それぞれ晴れハレ、1000%スパーキングパートから。
ことりさんは元々傘を持っていたのですが、無理やりホーロー看板を持たせました。
・かんそうきかしてくださいね
→ 感想さんのユーザーページのプロフィール文です。
ホーロー看板のデザインはサンヨーの洗濯機のものから。
・真姫、東幹久、「これから尻に敷かれる」
→ それぞれ晴れハレ、1000%、お嫁パートから。
ここまでの動画に出てきて一番、(物理的に)尻に敷いてくれそうな人は
誰かなあと思い選びました。
忘れてることがあったら追記するかも。
(続く)