僕達はえなりだった

先のakagiさんの思い出を綴った小文に関連して、当時のバトルドーム界隈が分かる史料としてニコニコ大百科編集者・バトルドーマーのれろさんによるブログ記事を挙げておきます(ご本人了解済み)。

 

■akagiさんについて

akagi(バトルドーム)氏作のお気に入り動画を紹介するだけ

氏の動画をコメントつきで振り返っていきます。

 

■しゃもじPについて

しゃもじPさんはバトルドームMADだったようです

もはや概念と化してしまった音MAD作者、しゃもじPこと米川しゃもじさんの思い出。

動画が消えてしまったため、当時を知る人しか共感できなくなってしまって

いるかもしれませんが、端的に彼の魅力を紹介した良記事です。

 

■バト生について

・バトルドームコミュニティでの生放送履歴まとめ【バトルドーム発売祭】

2009~2010年頃、エア本や兄貴、チャー研、修造などが圧倒的人気だった頃と

考えると、この時にバトルドームのコミュニティで1か月に40回近く

生放送があったというのは時代を感じさせます。

 

・私が好きなバト生の様式美

バトルドームコミュでの生放送、通称バト生(ボト生より先にこう呼ばれていた)に関する当時の肉声です。

実を言うと作者になるまでほとんど見ていなかったので、こういうノリもあったのか…という部分もあったりして、個人的にも貴重な史料でした。

 

■爽快Pについて

・爽快Pさんとバトルドーム

爽快Pもまた、黎明期のバトルドーム界隈を語るうえで避けて通れない方です(ブログ:爽快・楽しくなる動画)

尖った音MADや、決して爆伸びしないけど面白い動画に対しても簡潔ながら的確な評を残されており、雰囲気としては10選のコメントのような感じでしょうか。

爽快Pのブログで取り上げてもらうことがモチベーションだったというバトルドーマーもいたほどです。

 

 

さて、特に説明もないまま記事を貼っていましたが、れろさんは音MAD関連のニコ百記事を多く執筆されている方です。

akagiさん、しゃもじP、竹塔さん、Ta2(Tatsu)さん、田中多労さんといったバトルドーマーの方の新規記事を書かれたほか、いわゆる「誰得」系と言われていた素材の音MADの個別記事を多く書かれています。

れろさんの記事は何より、作者・動画に対する深い愛情があり、また作者すら意図していなかった視点から動画の面白い部分を掘り出す/作り出すことが巧みで、かくいう自分もいつか、自作の動画の個別記事を書いてほしいなぁと思っていました(実現した時は本当に嬉しかったです)。

ブログでも「バカバカしいことを真剣に考察することの面白さ」がいかんなく発揮されています(例:「バトルドームっていいな」について真面目に考えてみる)

 

音MADに付くコメントの数が少なくなった、あるいは変に大喜利化して素直に楽しんでくれない、といった声をしばしば聞くようになった昨今ですが、こうして10年以上経っても「投稿当時に動画を見て覚えた感情」を熱い書きぶりで残していただけているというのは、やっぱりすごくありがたいことだなぁとしみじみ感じます。